気疲れが多い人の、考え方の癖

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あなたは、仕事をしてる時にこんな風に考える事はありませんか?

「仕事が終わっていても、届いたメールにはすぐ返事を返すべき」
「仕事なんだから、上司に頼まれたことはするべき」
「新人は先輩に礼儀正しくするべき」

いわゆる「べき思考」というものですね。

「こうするべき。」という考え方を持ってしまうと、それ以外の考えを受け入れられづらくなってしまう為、考え方の柔軟性をなくし、ストレスを溜めやすくなったり、思考の幅が狭くなり人間関係がこじれやすくなると言われています。

「全か無か」「白か黒か」ではなく、曖昧さや思考のグレーゾーンを持つことが非常に大切です。

 

仕事終わりのメールであれば、今返すことが本当に大切かをまず考えます。以前のブログにも書きましたが、その返事が明日になったところで相手の体調に影響はありませんが、それを続けているとあなたの体調悪化につながります。

いくら上司の頼みごとであっても、現実的に判断して自分に負荷がかかり過ぎると思ったら、相手の頼みごとを100%飲み込まずに、割合を変えるか他の人に頼むよう伝えることも大切です。
その時は「やりたくなくて断っているわけではない」という事をわかってもらうことが大切です。

挨拶も出来ない新卒の人は悩みの種ですが、場面によっては相手が自分に気づいていない可能性もありますし、「目上の人間に挨拶をする」という事が本人の常識になっていない場合があります。
そんな時に一方的に自分の考えを強要しても、相手の心には響かないかもしれません。

 

ただ、「べき思考」のすべてが悪いわけではないと思います。

 

自分に余裕がある時は同じチームの人間をサポートするべきだと思いますし、お互いが気持ち良い職場環境で働けるよう努力をするべきだと思います。

要は、この「べき思考」が悪いのは、この考え方が原因で何かしらの精神的・肉体的苦痛を感じているかどうかが鍵になります。すべては、あなた自身の健康を守ることを大前提として考えることが大切です。

仕事で深く悩んだり、夜も眠れず毎日疲れているなんて状態が続いている時には、「あ、もしかして今、べき思考しちゃってるかも?」と、一歩引いた位置から自分を見直してみるのもいいかもしれません。

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