睡眠負債を溜めない為の、3つの簡単な方法
最近、「睡眠負債」という言葉を良く目にするようになってはいませんか?
日常的な寝不足が、借金のようにどんどんとたまり、仕事や私生活でのちょっとしたミスだけでなく、うつ病や認知症の発症リスク増加など、あなたの健康にも害を及ぼすという事がわかってきました。
今回は、この「睡眠負債」をなるべく増やさない為にこういった方法があるよ。というお話です。
①週末の寝だめはなるべく控える
平日は睡眠時間を確保する事自体が難しくて、どうしても寝不足がちになってしまっていると、週末の土日に昼まで寝て寝不足を解消したくなります。
でも、これってやっぱり生活習慣の乱れに繋がって、日曜の夜の睡眠の質が下がってしまって鬱々とした気分で月曜の朝を迎える事になってしまうかもしれません。
休日にお昼まで寝るのであれば、休日の前日にいつもより早く寝て、普段より少し遅めくらいに起きれれば、大きくリズムを乱す事なく寝不足を解消出来ます。
この睡眠負債にはまだ分からない点もあるようですが、平日の睡眠負債は脳に不可逆的な損傷をきたす可能性も言われていて、週末にたくさん寝ても取り戻せないとも言われています。
「土日にしっかり寝ればいいや。」だと、間に合わないかもしれません。
②出来るなら、15分程度の昼寝をしよう
また、平日の睡眠不足を取り返せるのは何も週末だけではありません。その日の寝不足は、その日のうちに解消出来るのが一番良いので、お昼休みが取れるのであればその時間の一部を利用して15分程度の昼寝をするのも良いかもしれません。
ただ、まだまだ仮眠室のない企業がほとんどでしょうし、周りが起きている中自分だけ昼寝をするというのはなんとなく憚れるかもしれませんが、効率的な仕事をこなす上で積極的に睡眠を取りに行くという判断も、時にも必要になってくるかもしれません(^^;;
③朝は意識して太陽の光を浴びよう
今回のお話の中で、一番現実的なのはこれかもしれません。
これは睡眠負債を溜めないようにするというよりは、しっかりとした睡眠をとる為に必要な生活習慣なのですが、>
①朝起きた時
②家から駅の途中の道
③午前中のちょっとしたブレイクタイム
などで、積極的に太陽の光を浴びる事で、その日の夜の睡眠の質が変わってきます。
太陽の光を浴びる事で、メラトニンというホルモンが分泌されて睡眠の質を上げる事が出来るからです。
また、睡眠の質を上げるビタミンDも太陽の光を浴びる事で分泌されます。このビタミンDは窓ガラス越しで太陽を浴びても分泌されないようなので、出来る事なら屋外で太陽の光を浴びると、更に睡眠の質を上げる事が出来ます。
あと、就寝前にスマホやテレビを見ないとか、間接照明などを使ってなるべく暗めの部屋で過ごすなどをすると、睡眠の質を下げる事なく眠りにつく事が出来るようです。
どれも一般的な情報で、全てがあなたに適した方法とは言い切れないかもしれませんが、出来るところから始めていって、快適な日々を過ごすヒントを見つけていってもらえたら嬉しいです。