慢性的な浅い睡眠でお悩みの方へ

おはようございます。

そらのいろ鍼灸院の正木です。

新型コロナの報道が続いておりますね。

買い占めや高額転売の話題も尽きませんが、こんな状況だからこそ、支え合いが大切ですよね。
当院では、トイレットペーパーやキッチンペーパーは在庫がありますので、もしお困りの方はお分けいたしますので、お伝えください。

お互いに頑張っていきましょう。

さて、今日は、「慢性的な浅い睡眠でお悩みの方へ」というテーマでお話したいと思います。

 

慢性的な浅い睡眠

一言で「睡眠が浅い」と言っても、どこを基準にするべきか悩むところもあると思います。

よく聞くお話として、このようなものがあります。

 

「眠れてはいるけど、夢ばかりみている」

「寝ても寝ても疲れが取れない」

「日中、強い眠気に襲われる」

 

特に、日中に強い眠気に襲われるのは夜にしっかり睡眠が取れていない事が原因として考えられます。

(交感神経が高まりすぎて眠れない方の場合、睡眠不足のはずなのに日中も眠気が全く来ない事もあります。

これはまた別の機会にお話したいと思います。)

満足な睡眠が取れていない場合、まずは自分の生活習慣を確認するところから始めてみてください。

まずは、睡眠の妨げとなるものをチェック

睡眠の妨げとなる項目としては、以下のようなものがあります。

 

  • ストレス度合い
  • 食事の量や質
  • カフェインの量
  • 寝酒
  • 入浴
  • テレビやスマホなどのブルーライト
  • 寝る前のストレッチ
  • 運動

 

個人的に一番大切なのは、一番最後の「運動」だと思っています。

当院にいらっしゃる方は、より良い睡眠をとる為にご自身でも本当に試行錯誤されてらっしゃいます。

カフェインやお酒の量を控えたり、寝る前のスマホを控えたり、寝る前のホットミルクを飲んだりストレッチをしたり、自分自身に何が合うのかを真剣に探されている方達ばかりです。

それでも、唯一少ないのが運動です。

運動は他の項目と比べると時間を取られてしまうものなので、どうしても少なめになってしまいます。

意識して行っていただきたいのは、20分程度の散歩です。

これを、出来るだけ毎日行ってもらうだけで効果が出ます。

睡眠不足で体もメンタルも重だるくて辛いかもしれませんが、そんな時に身体を動かすとメンタルも整う事が分かっているので、出来るだけ毎日続けられるものを選んで身体を動かす習慣を身に付けてみてください。

 

運動をする根拠

質の良い睡眠には、運動は不可欠です。

特にあなたがデスクワークなどで仕事中に体を動かす習慣がない場合は、尚更です。

厚生労働省が2014年に定めた「健康づくりの為の睡眠指針12条」にも、適度な運動が睡眠の質を上げると明記しています。

以下 『健康づくりの為の睡眠指針2014』 平成26年3月 厚生労働省健康局 より引用

第 2 条.

適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。
定期的な運動や規則正しい食生活は良い睡眠をもたらす
朝食はからだとこころのめざめに重要
睡眠薬代わりの寝酒は睡眠を悪くする 

就寝前の喫煙やカフェイン摂取を避ける 適度な運動を習慣づけることは、入眠を促進し、中途覚醒を減らすことにもつながりま す。

また、しっかりと朝食をとることは朝の目覚めを促します。

これらの生活習慣によっ て、睡眠と覚醒のリズムにメリハリをつけることができます。

一方で、就寝直前の激しい 運動や夜食の摂取は、入眠を妨げることから注意が必要です。

 

とは言っても、運動が良い事は分かっていても仕事から帰ってくるのが遅かったり家の事をやらなくてはいけなかったりすると継続するのが難しいのも事実ですよね。

運動を取り入れるコツとしては、運動の為の時間を新たに作るというより、今の生活習慣で行なっている事を一部だけ運動に置き換えて行なってみるくらいの方が良いかもしれません。

いきなりジムに入会したりジョギングを始めたりするよりは、通勤を自転車にしてみたり、通勤で一駅多く歩く事から始めるくらいが、最初の一歩としては良さそうです。

まずは続ける事を目的に、ハードルを低めのものから取り入れるようにしてみてください。

あなたが週に5日以上お仕事をされているのであれば、家から駅までの距離や、駅から職場までの距離を意識して歩くだけでも、立派な運動になります。

ここで大切なのは

「運動していることを意識する」

という部分です。

「今、自分は運動をしている。」「ここの筋肉を使っている。」など、意識しながら身体を動かすと、内容は一緒でも効果に差が出てきます。

東洋医学でも

東洋医学の考え方でも、「陰陽互根」という考え方があり、「相反する2つのもの(陰と陽)」は互いに依存関係にあり、片方が強くなればもう片方も強くなり、片方が弱ければもう片方も弱くなると考えられています。

これを睡眠と活動に置き換えて考えてみると、

 

質の良い睡眠は、質の良い活動から得られる

 

と言えます。

日中にたくさん活動する事は、質の良い睡眠にもつながります。

まとめ

如何でしたでしょうか?

今回はあくまで運動習慣が睡眠に与える影響をテーマにお伝えしました。

運動を始める事は良い事ですが、何よりも継続が大切です。

正木も、毎日自転車で通勤して頑張っています…。。^^;

 

当院では、睡眠や自律神経の失調でお悩みの方へ、鍼灸施術を行っております。

あなたの睡眠の質を上げるお手伝いが出来たら嬉しいです。

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