嫌いな自分を変えたい時に大切な事
こんばんは。
そらのいろ鍼灸院の正木です。
横浜でも確認されたコロナウイルス、心配ですね。
ウイルス対策としてはアルコール消毒が有効です。
どうかご活用ください。
今日は、「嫌いな自分を変えたい時に大切な事」というテーマでお話したいと思います。
治療とは少し離れてしまいますが、体調を良くしていく上で大切な部分なので、お話したいと思います。
性格は「癖」
誰でも、なりたい自分や理想があった時に、
「私はこういう性格だから〇〇出来ない…。」
という理由で改善出来ないというお悩みがありますよね。
「人見知り」「あがり症」「ネガティブ」など、改善したくても本人はそれが自分の性格だから、変えるのは難しかったり無理と思っている場合が多いです。
ですが、それらのほとんどの性格が、絶対的なものではなく、長年培ってきた「癖」です。
その癖は、小さい頃の経験に由来している可能性が高く、例えば、学校の発表会で恥ずかしい思いをしたとか、自分をする事全てに対して親が口を出してきたとか、給食を食べる速度が遅く、それをいつも咎められていたとか、小さい頃にした経験が、長年考え方の主軸になっていて、年齢を重ねれば重ねるほどどんどん強固になっていきます。
その為、その性格を「もう変えられない絶対的なものだ」と思っている方がほとんどです。
自分の性格が嫌いだけど、なかなか改善されずに辛い思いをしている方もたくさんいると思います。
でも、大丈夫です。
生まれた時から人見知りだったり、生まれた時かrああがり症だったり、生まれた時からネガティブだったりする人は、いないのではないかと思います。
全て人生経験(特に幼少期)から始まり、ご自身で「私の性格は〇〇だから…。」と思う度にどんどん強化されていった思考の癖なので、これは、変えられます。
もちろん何十年も繰り返し強化されてきた癖なので、簡単には変わりません。
変わる為には、過去に囚われずに行動してみよう
変わりたいと思ったら、まずは行動してみる事と、それを継続して行なっていく事で、少しずつ変わっていく自分に気づく事が出来ると思います。
- 頭の中で理想の自分を想像して、
- 口に出して、
- 紙に書いて、
- 口と目と耳に何度も何度も繰り返し覚え込ませる
といった行動を毎日するだけで、少しずつ変わっていきます。
- 「子供の時にこう躾けられたから。」
- 「昔、親にこんな風に言われた言葉のせいで。」
- 「人前でからかわれて恥ずかしい思いをしたから…。」
など、今のあなたの性格の嫌いな部分の原因を探ると、たくさんあると思います。
ですが、今はその原因に焦点を当てて解決策を見出そうとするよりも、ただ「なりたい自分を思い描く」行動を何度も何度もひたすら繰り返してみてください。
同じ経験をしてもすぐに忘れて前を向ける人とそうでない人がいるのは、後者の方は自分が今幸せでない理由をその経験のせいにしたいだけなのかもしれません。
- 「人間関係がうまく作れない」→「小さい頃にいじめられたからだ」
- 「人前でうまく話せない」→「学校の発表で笑われたせいだ」
- 「自己肯定感が低い」→「母親のあの一言のせいだ」
自分がうまくいかない理由を、外に求めてしまっている可能性があります。
ここで大切なのは、
・うまくいかない理由を探る必要はない
・「うまくいくにはどうするべきか?」という考え方を持つ
事です。
ありきたりの言葉ですが、「これからどうするべきか?」を考えて、「今、ここ」に集中できれば、過去に起きた出来事は関係なくなていきます。
まとめ
如何でしたでしょうか?
どうするべきか?を探るために、自己分析をして改善点を見つける事は大切ですが、その行動の根底には「どうすれば良くなるだろう?」というマインドで行う必要があります。
自己分析を、出来ない理由を探る為に利用してしまっている方もいますが、ネガティブ思考だったり、自分の苦手な部分を本当に克服したい時、大切なのは行動であって、その行動の根底には「どうすれば良くなるか?」という考え方を持つ事が大切です。
嫌いな自分を改善する為には、なぜそういった自分になったかの分析を一旦忘れて、どうすれば理想の自分になれるか?を考えて行動していくのが良いのではと思います。
今日は、「嫌いな自分を変えたい時に大切な事。」というテーマでお話させていただきました。
この考え方は、鬱を改善する時や薬を減らしたい時などにも活用できると思るのではと思います。
あなたの辛い症状を楽にできるお手伝いが出来たら嬉しいです。
応援しております。