イライラを解消するおすすめの方法
おはようございます。
そらのいろ鍼灸院の正木です。
当院では、不眠症や自律神経失調症でお悩みの方をメインに、鍼灸施術を行なっております。
当院にいらっしゃる方の中には、もちろん肩こりや腰痛でお悩みの方もいらっしゃいます。
最近は毎日の気温差が大きいせいか、ギックリ腰になられる方が増えてきております。
冷えからくる症状にも、どうぞお気をつけください。
本日は、「イライラを解消するおすすめの方法」というテーマでお話したいと思います。
イライラは頭の中でどんどん大きくなる
職場や家庭や友人関係で、された事や言われた事でイライラしてしまう事って、ありますよね。
自分の心に余裕がある時なら受け流せる事でも、嫌な事が重なったり余裕がない時にイライラしてしまうと、どうにもコントロール出来なくて仕方ない時ってあると思います。
僕がイライラしてしまって嫌なのは、物事に集中出来なくなるのでとても嫌なのですが、イライラしていて何かをしようとすると、イライラしているものですから中々集中出来なくてさらにイライラしてしまってどんどん大きくなるという悪循環にはまってしまいます^^;
こんな時は「あんな事があったから…!」とイライラの原因のせいにしてその事を責めるものですから、イライラが頭の中からなくなる事はありません。
そんな時、どうすればこのイライラが収まるかなって考えますよね。
- 相手に感情をぶつける。
- 相手に冷静に今の気持ちを伝える。
- お酒を飲む。
- タバコを吸う。
- 運動をする。
- 好きな事でストレス発散をする。
色々あると思いますが、相手に気持ちを伝えるとうまく伝わらないかもしれませんし、伝え方によってはその後関係性が崩れてしまう可能性もあります。
お酒やタバコは普段飲まれない方にはストレス発散にはなりませんし、そもそも仕事中だったら飲むわけにはいきません。
深酒で翌日二日酔いになったら、ますます気分は悪くなってしまいます。
そんな時におすすめなのが、
イライラしているその気持ちを、紙に書く
です。
今の自分の感情を思いのまま紙に書いて(書き殴って)ぶつけるのです。
書けるなら書けるだけ書いてみてください。
恨み文のように、相手を責め立てるような内容になってしまっても良いと思います。
腕が疲れるくらい書くだけ書いたら、その文章に目を通してみてください。
不思議な事に、書く前の自分と少し違う感情になっている自分に気づくと思います。
「こんな風に思っていたんだ…。」となぜか客観的に自分の感情を見れるようになります。
自分の感情を一度外に出す事で、「10」あったストレスが「6」くらいになって、その後の仕事に支障がでないくらいには減ります。
「イライラしている時は、そのありのままの気持ちを紙に書く」
おすすめです。
リンカーンもやっていた?「エクスプレッシブ・ライティング」
この方法は「エクスプレッシブ・ライティング」と言って、自分の感情を書く事がメンタルにも良いという研究があります。
イライラしている事だけでなく、不安に思っていることネガティブな感情を書いても良いし、普段思っている事を日記のように書くだけでも良いそうです。
書く時間も決まっていて、最低でも8分くらいはかけて書いた方が良くて、20分程度書くと一番効果が高かったようです。
何故これがメンタルに良いかというと、
イライラする
↓
紙に書く
↓
自分の感情を客観的に見れる
↓
自分の感情を認める事ができる
↓
メンタルのコントロールもできるようになる
という流れが出来る為、自分の感情を紙に書くという習慣が、日常的なメンタルの安定に繋がっていくようです。
少し話が逸れますが、今から150年前、第16代アメリカ大統領のリンカーンは、自分の命令を聞かなかった部下に対し、自分の感情をありのままに書き殴った怒りの手紙を部下に宛てて書きましたが、結局その手紙は投函せずに机の引き出しにしまった。というエピソードがあります。
もし、その手紙を投函して部下に読まれていたら、事実は何も変えられないまま、部下の恨みを買うだけの結果になるだろうと判断したのだそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
たしかに、ネガティブな感情って相手に吐き出したからと言ってこっちの気持ちがスッキリする事って稀ですよね。
むしろ怒っているうちにどんどん怒りがエスカレートして思ってもいない事まで言って相手を必要以上に傷つけてしまったりします。
そして感情的に怒りをぶつけた事で「なんであんな事言ってしまったんだろう…。」って後々後悔してしまう事もありますよね。
自己完結出来る範囲で外に出して、相手には知らせないのが一番かもしれません。
「イライラしている時は、そのありのままの気持ちを紙に書く」
ネガティブな感情が頭から離れない時、是非試してみてください。
それでは、今日も良い1日をお過ごしください。