体が重くて辛い時、して欲しいたった1つの事
こんにちは。
そらのいろ鍼灸院の正木です。
最近は寒くなってきたせいか、ぎっくり腰や寝違えなど、筋肉の問題でご来院される方が増えてきています。
カイロや腹巻きなどで、冷え対策をされてみてください。
今日は、「体が重くて辛い時、して欲しいたった1つの事」をお話したいと思います。
患者さんとの会話の中で
ご来院いただいている患者さんとの会話の中で、先日こんなやりとりがありました。
その方は睡眠アプリをつけてくれているので、1週間分のデータを見ている際、寝付きの悪い日の中に1日だけ良い日があったので、細かく聞いてみました。
正木「あの、この1週間の中で寝付きが良い日が1日だけありますが、この日は何か特別な事をしたんですか?」
患者さん「いえ、特に何もしてないですね。」
正木「この日は、1日家で過ごしたんですか?」
患者さん「あ〜、そういえばその日は色々行かなくてはいけないところがあって、外に出てました。」
正木「外出は車でされたんですか?」
患者さん「いえ、歩きです。思えば結局2時間くらい歩き回ってました。」
この方は普段は体の重だるさが強く、日中は家にいる事がほとんどです。
体を動かしたいと思っても、気持ちがなかなかそっちに向きません。
あなたがもし、
- 何年も不眠症で悩まされていたり、
- 原因不明の体調不良で悩まされていたり、
- 何年も薬を飲み続けている
場合、この方と同じように日中の体の重だるさや気分の落ち込みに大変悩まされている事と思います。
何年も体調不良で悩まされていると、もう何をしても一生辛いままなのでは…と思いますよね。
そんな時、して欲しいたった1つの事
そんな時にしてもらいたい事は、この方と同じようになんでも良いので身体を動かすという事です。
ありきたりですし、当院のブログでも何度もお伝えしてます。
ジムに入会したりスポーツウェアを買ったりする必要はありません。
空いた時間に、20分程度散歩をするだけで構いません。
行動を習慣化する
当院にいらっしゃる方にこの話をすると、
「体がだるすぎて運動するどころじゃない」
「もう少し体調が良くなってから」
といったお声を聞きます。
確かに、本当に辛い時、「〇〇をやれ」と言われるのは精神的に負担になってしまうと思います。
その為、出来そうな日で構わないので、頭の片隅に入れておいてもらいたいのです。
そして、少しずつそれを習慣にしてもらいたいと思っています。
月に1度や週に1度の運動は心にも体にも負担となり、モチベーションの維持が難しくなる事がほとんどだと思います。
大切なのは、
運動を習慣にしてしまう
という事。
毎日している事であれば、運動に対するハードルは下がっていって、1月もすれば苦にならないほどにまでなっていると思います。
まとめ
体が重くてだるい時、行って欲しいのは運動という話をしましたが、運動は単に体に良いだけでなく
- 集中力が増す
- 不安を軽減させる「セロトニン」を分泌させる
- 快楽ホルモンである「ドーパミン」を分泌させる
などの効果もあります。
また、日中の活動量は、睡眠の質にも影響します。
最近は暖冬という事もあって、外に出るにもそこまでハードルは高くなさそう^^;
出来る事から、ぜひ始めていってみてください。
応援してます。