疲れてるのに眠れない…。入眠困難の原因と対策とは
あなたは、
「眠気が来てウトウトまではするんだけど、なかなか寝つけない」
なんて事、ありませんか?
「布団に入ると、色々考えが浮かんで目が冴えてしまう」
「夜になるとなんとなく不安になる」
「明日の仕事の事を考えてしまい、眠れない」
など、原因は人それぞれ違うと思いますが、快適な睡眠には、心の状態が大きく関係します。
最初は「少し寝つきが悪いな」程度
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睡眠時間が削られる事によって、日中のだるさが気になってくる
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「今日こそはちゃんと寝なくちゃ!」 と思うようになり、そう思う程ますます眠れなくなる
そもそも、不眠症に陥る最初のきっかけは、睡眠そのものではないと言われています。
翌日の仕事の事が気になったりして、薬の影響、緊張でなかなか眠れない日が続くなどがあると、次第に「眠りに執着してしまう」という問題が出てきます。
この自分で作り出してしまった執着からいかに解放されるかというのがポイントですが、これがとても難しい。
個人の性格によるものが大きいからです。
ただ、大切なのは、体が一朝一夕では変わらないという事を知っておいて欲しいのです。
ベッドに入って、「今日はどうかな?」と思わない事。
これは鍼灸施術を受けた後でも同じです。
鍼灸を受けたから今日は眠れるかな?と思ってしまうと、却って眠れなくなってしまう事もあります。
これは、その方の性格なので変えるのは難しいかもしれません。
こんな時は、行動療法をお試しいただくのが良いかもしれません。
- カフェインを摂り過ぎない
-
朝、カーテンを開けて日光を浴びる
- 運動をする
- 就寝前にぬるめのお風呂に浸かる
- 夜は部屋の照明を暗くして、リラックスモードを作る
- 寝る前のストレッチをする
などで、身体を睡眠モードに切り替えて、気持ちをリラックスさせてベッドに入ると、寝つきの良さが改善します。
規則的な生活をするというのも、前提としてとても大切です。
性格は簡単に変えられないかもしれませんが、行動は簡単に変えられます。
まずは出来る事から、変えていってみてください。
また中々改善が見られない時、「こんなに努力しているのにどうして変わってくれないの!?」と思うのも逆効果です。
性格を無理に変えようとするのではなく、まずは何も考えずに行動だけ変えていってみてください。
眠れないと一言で言っても、原因や症状は人それぞれ様々です。
ご自身で悩まれているだけでは中々改善が見えてこない場合もあるし、続けられない事もあると思います。
そんな時は、信頼出来るご友人やカウンセラー、当院へご相談ください。
あなたの寝付きの良さが、1日でも早く改善出来るよう、応援しています。