パニック症状って、カミングアウトしづらい??

あなたは、

「パニック症状で悩んでいる事を、周りに言えない。」

というお悩みをお持ちではありませんか?

 

また、勇気を持って周りに伝えた経験があったとしても、

「気持ちの問題でしょ?」

「病気じゃないなら大丈夫だよ」

「思い込みなんじゃないの?」

と言われてしまい、さらに周りに言いづらくなっているなんて事、あるかもしれません。

 

パニック症状は、引け目を感じる必要はありません

「パニック症状って、聞いた事はあるけどまさか自分がなるなんて…」となんとなく自分が悩んでる症状に後ろめたさを感じているかもしれません。

少し踏み込んだ言い方をすると、自分にそういった症状が出るまでは、パニック症状やうつ病などに対して偏見を持っていたのかもしれません。

ただ電車に乗っていたり映画館にいるだけなのに、動悸や呼吸が苦しくなったりする自分を受け入れる事はお辛いかもしれません。

周りに相談出来ずに、更に不安が強くなってしまっているかもしれません。

でも、そんな風に感じる必要は全くありません。

 

アメリカでは、3人に1人がパニック障害を経験している

アメリカでは、3人に1人は人生で1度はパニック発作を起こした事があるようです。

不安障害という診断を受けている方は実に4人に1人です。

 

これには、アメリカ人は日本人と比較して心療内科へ行く機会が多いという背景もあります。

ですが、心療内科へ行く理由も大学の試験前に不安だからカウンセリングを受けたり、飼っていたペットが亡くなったからと、日常的に起こる事態に対しても積極的に心療内科を受診しています。

私たちは、歯が痛くなったら歯医者さんへ行き、喉が痛くなったら耳鼻咽喉科へ行きます。

アメリカでは、それと同じ感覚で心療内科へも行っています。

日本の医療機関への印象を聞くと、とにかく「すぐに薬を出される。」というものが強いです。

薬を飲むことに対して抵抗のある方は、中々足を踏み入れる事が難しくなってしまうかもしれません。

アメリカの場合は必ず薬を処方されるわけではなくて、まずはカウンセリング(話を聴く)だけで治る状態かどうかも把握するようです。

日本で心療内科を受診する場合には、毎回こちらの話を真剣に聴いてくれる医師かカウンセラーを見つけるところから始めてみると良いかもしれません。

 

日本人独特の考え方が症状を悪化させている

日本の文化として、

 

  • 我慢強い
  • 人に迷惑をかけない
  • 周りに合わせる

 

事が美徳というのがまだまだ根強く残っています。

とても良い文化ですが、パニックやうつ症状に関しては、足枷になっている部分もあります。

その為、周りに伝えられずに一人で長い間我慢し、悩み続けてしまう事が、事態を悪くしてしまう原因になっているのかもしれません。

動悸や息が苦しくなるのは、心臓や甲状腺、呼吸器に何かしらの原因があるのかもしれませんし、もしかしたら全く別の病気が原因かもしれません。

 

現代社会は私たちの心と身体を落ち着かせるよりも、興奮させるものの方が多くなっている為、心臓の鼓動が早くなったり呼吸が浅くなったりしがちです。

また、あなたが一番お悩みなのは、発作が出た時に

「このまま発作が続いて倒れたらどうしよう。」

「もしこれが一生続いたらどうしよう。」

と言った不安感だと思います。

また発作が出るかもしれないという予期不安もとても強いと思います。

 

パニック発作でお悩みの方に知っておいてもらいたい事

パニック発作でお悩みのあなたに知っておいていただきたいのは、

 

  1. パニック発作で悩んでいても、後ろめたさを感じる必要はない。
  2. パニック発作は、心の問題だけが原因だけではない。
  3. 出来るだけ早く周りの人や専門家に伝え、必要であれば発作を起こさないようトレーニングを行う。

 

です。

動悸や呼吸が気になったり、それが原因で不安に陥るのはとても嫌ですよね。

それに、「なんで私にこんな症状が…」といった自己嫌悪に近い思いをたくさんする事もあります。

ですが、だからと言ってそれが原因であなたの心の内面まで誤解を受けたり、社会的地位に悪影響を及ぼすのではと心配になる必要はありません。

出来るだけ一人で悩まずに、相談するところから始めていってもらえたらと思います。

自律神経調整コースの内容を見る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です