「ベッドに入ったら1分で眠れる」って、良いの?悪いの?
あなたは、
「ベッドに入ったら、1分で眠れる。」
なんて事はありませんか?
一般的な睡眠障害の場合、
- 寝つきが悪い
- 途中で目が覚める
- 朝、予定よりも早く目がさめる
などが問題とされる為、寝つきの良さはむしろ良い事なのではと思いますよね。
でも、健康的な睡眠の場合、睡眠を促すホルモンのメラトニンが徐々に分泌されて、体温が下がっていくと同時に眠気が出て来ます。
その為、ベッドに入ってから少しずうとうとし始めて、10分〜20分くらいかけて少しずつ眠りに落ちるのが健康的と言えます。
ベッドに入った途端に落ちるように眠ってしまうのは、慢性的な睡眠不足の可能性があると言えます。
一般的に言われている必要な睡眠時間は約7時間と言われていますが、必要な睡眠時間は人によって異なります。
もしあなたが、きちんと7時間の睡眠時間を取っていても、ベッドに入ってすぐに寝てしまうのであれば、もしかしたらあなたにとっては、7時間の睡眠では足りないのかもしれません。
あなたに必要な睡眠時間を知るチェック項目は
- 朝の目覚めが良いかどうか
- 日中に強い眠気に襲われるかどうか
- 休日は平日より多くの睡眠時間を必要とするかどうか
などがあります。
朝の目覚めも悪く、日中に強い眠気あり、休日の午前中はずっと寝ているようであれば、あなたは慢性的な睡眠不足かもしれません。
その他にも
- 昔と比べて、最近は睡眠時間が短くなった
- 今の睡眠時間になったのはこの数年である
なども当てはまるかもしれません。
平日に溜まった睡眠負債は、休日にたくさん寝ても中々取り戻せない為、普段から溜めないようにする事が大切。
ベッドに入ると1分で寝てしまうという方は、慢性的に睡眠不足の可能性がある為、意識して睡眠時間をもう少し長くする必要があります。
かと言っても、帰宅時間が遅かったりスマホを見たかったりと、中々睡眠時間を確保するのは難しいかもしれませんが、
10分でも20分でも良いので
- お昼休みに仮眠を取る
- いつもより早めに寝る
などを意識してみると、慢性的な睡眠不足の解消に効果的です。