あなたが中々幸せになれないのなら…
あなたは、
「なぜ自分の人生はこんなに恵まれていないんだろうか?」
「なぜ自分の会社は自分の事を認めてくれていないんだろうか?」
「なぜ自分はこんなに不幸なんだろうか?」
と思う事、ありませんか?
「なぜ自分はいつも不幸にばかり見舞われるのか?」って常に考えてしまって、中々明るい気分になれない事ってあると思います。
「結婚相手が見つかれば私は幸せになれるのに…」とか
「こういう職場だったらもっと楽しく毎日過ごせるのに…」
「恋人が出来たら毎日楽しくなるのに…」
って考えてしまいますよね。
でも、
「常に幸せを感じている人」と「常に自分を不幸だと思っている人」について書かれた本
「リチャードカールソンの楽天主義セラピー:リチャードカールソン著」
の著者曰く、自分が幸せかどうかは、条件によって左右されるものではないと言っています。
幸せとは気分であり、誰にでも手に入れる事ができる。
完璧な人生がなければ幸せになれないという事はなく、自分の心を分析し続けた所で幸せが訪れるわけでもない。幸せな人は幸せでいる事や人生を楽しむ事に忙しく、不幸を分析する余裕もない。
と言っております。
幸せは、条件では決まらない
確かに言われてみれば思い当たる節もあって、同じ人と同じ場所で同じように過ごしていても、幸福感を感じるときと全く感じない時があります。
結局、誰かを嫌いになったり、嫌な事があって苦しんでいたとしても、その苦しみは自分が作ったものであって、出来事そのものに大きな力はなくて、今現在あなたが不幸だとしたら、それは自ら選択して不幸になっているみたい。
つまり、
幸せな人=苦しみは自分が作っている事を知っている人。(だから反対に幸せも自分で作る事ができる。)
不幸せな人=自分が否定的なもので手一杯になっている事に気付かないor認める能力がなく、自分がいかに不幸かを示す証拠を周りに示すのに必死になってしまっている人。
らしい。
中々手厳しい言葉ですが、自分が不幸な証拠を示すっていうのは、友達によく言う「ねえ、ちょっと聞いてよ…!こないだこんな事があってさ……。」ってやつですね。話のネタには丁度良いんだろうけど…。
ネガティブな出来事全てを無視するのではなくて…
もちろん自分にとって嫌な出来事が起きた時に、それ自体を無理に無視した方が良いと言っている訳ではありません。
自分の今の気持ちが選択的なものの見方と学習された体験にのみ基づいている事を知っているという事を理解しておいて、決して真実ではない事を客観的に知っている事が大切って事なんです。
フォーカスすべきは出来事じゃなく自分の感情
なんだか、「お前が不幸なのは環境のせいじゃなくてお前のせいだ!」って言われているようで何やら耳が痛いですが、良いように考えると苦しみは真実ではなくて自分が作っているって思えば、自分次第でなんとかなるならハードルは下がるかも。
誰だって気分良く毎日を送りたいのは一緒だし、悲しみや怒りのネガティブな感情に自分の人生を支配されてしまうのは、嫌ですもんね。