ポジティブになれない?
あなたは、
「私は職場の人間の足を引っ張っている」
「私ばかりミスしている気がする」
「私といると、職場の空気が悪くなる気がする」
なんて思ってしまう事、ありませんか?
なんでもかんでも自分のせいだと思い込んで沈んでしまったり、何に対してもポジティブにとらえる事が出来ずに、いつもいつも最悪の事態の事ばかり想定して仕事をしていませんか?
もちろん想定する事は悪い事ではありませんが、最悪の事態を想定するという事は、その状況をどう避けるべきかをポジティブに捉える前提条件なので、想定する事だけで止まってしまっていては、いけません。
だからと言って、
「なんとかなるさ」の楽観的な考えは実はあまり良くありません。
なぜなら、このブログを読んでいるあなたはきっと、「自分が犠牲になればなんとかなるさ」の考えが強いのではと思われるからです。
人は、ネガティブな状況に備える事で初めてポジティブになれます。
なので、ネガティブなだけでもポジティブなだけでもいけません。
自分に起きた状況を、現実的に捉える事が大切。
何か悪い事が起きた時に、こんな風に考えてみてください。
①それは、本当に私一人だけの責任なのか?
(内在的か外在的か)
②それは、今後もずっとに続くのか?
(一過性か半永久的か)
③それは、全ての状況で起こり得る事なのか?
(局所的か全体的か)
例えば、あなたが仕事でポカをやらかしたとします。
そのポカは、「自分一人だけの問題で起こり、ずうっと語られ続け、同じ事を何度も起こしてしまうものなのか?」
を考えてみてください。
そんな事はないはずですよね?
もちろんだからと言って責任逃れをする為に人のせいにしたり、ごまかしたりするのが良いと言っている訳ではありません。
バランスのとれた現実的な考え方をする事が大切。
悲観的な思考をするタイプの方は、①②③全てにおいて真反対に考えてしまう傾向にあります。
何か悪い事が起きた時に、自分の考え方を注意深く見つめてみましょう。
その出来事を、外在的で、一過性で、局所的なものではないか?という観点から説明できないだろうかと、考えてみてください。
その3つの視点から見れた時、ポジティブでもネガティブでもない、現実的な自分の立場が見えてくるのではないかと思います。