管理職として働くあなたは、こんな間違いをしてはいませんか?
あなたは
・仕事に追われている部下を見ると、ついその人の分まで引き受けてしまう。
・部下の意見を聞き過ぎてしまい、上司としての自分の意見をはっきりと伝えられない。
・「周りを楽にさせるには、自分がもっと頑張らなければ…。」と思っている。
なんてこと、ありませんか?
「〇〇さんは頼れる人だから。」と周りから評価されていて、自分もなんとなくその評価を受け入れてしまい、ついつい人の面倒を見てしまいがちなのではないでしょうか?
もちろん部下や同僚の分まで仕事をして、「頼り甲斐のあるリーダー」として尊敬を集める事も時には良いのかもしれません。
でもそれをしていると、、
あなたの仕事量は際限なく増え続ける一方ですよね。
のしかかるプレッシャーもどんどんと大きくなり、細かい部分まで目が行き届かなくなり、ケアレスミスが目立ち始めると、イライラが募って怒りっぽくなったり、癇癪を起こしてしまう事もあるかもしれません。
そうなっては部下からの尊敬を得られるどころか、批判や軽蔑の的となりかねず、チーム全体の士気の低下を招いてしまうかもしれません。
それに、日々削られていくあなたの体力も、どんどんと先細りになってしまうことは明白ですよね?
周りの負担を減らすことも管理職の大切な役割の一つですが、
最も重要な役割は、チーム全体の目指す方向を示し、みんなの働きや努力が、意味のあるものだという感覚、苦労しがいのあるものだという意識をもてるようにすることではないでしょうか。
人は、意味のあるストレスならば、それがたとえ少しばかり大きくても耐えられるもの。逆にどんな小さなストレスであっても、意味のないものと感じられれば、とても苦痛に感じてしまいます。
あなたの仕事は、部下の分まで残業して仕事をすることではありません。
ましてや、周りのストレスを一手に引き受ける事でもありません。
ストレスの絶対量が変わらないのなら…
目の前のストレスを意味あるストレスに変換して、チーム全体としてのやりがいや活力にする事で、相対的にストレスを減らしていきましょう。
そうする事で一人一人が感じるストレスが減っていくので、自分たちの負担が軽くなるだけでなく、チーム全体としての仕事の効率も上がっていきますよ。